お気に入り登録した商品は、こちらのプルダウンから確認することができます
同一ショップで3980円以上購入時、送料無料
※同時に(一度に)購入した場合のみ適用となります
【 明日12:00 】 までのご注文で翌日お届けに対応。 定休日のご注文は翌営業日の発送となります。(定休日:日曜日, 土曜日, 祝日)
【重要】 交通事情や悪天候などの不可抗力が生じた場合は、商品到着の日時が変更となる場合が御座います。 また年末年始やクリスマスなどの繁忙期は輸送量の増加により【翌日お届け】対応が困難となる場合が御座います。 ※ご希望のご選択がない場合は、値札は外さず発送となります。
レビューはありません。
残り 1 点 7225円
(1 ポイント還元!)
翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く
お届け日: 09月23日〜指定可 お届け日: (明日12:00のご注文まで)
ページ上部の「お気に入り商品一覧」からご確認頂けます。
30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください
0円
新品同様 全4巻揃い 桂米朝集成 上方落語1・2 上方文化 師・友・門人 岩波書店 使用感なく状態良好
古典芸能カセットテープ 観翁撰集 Kanou Collections音源テープ#あ−007
(貴重版)(状態良好)1982年月刊浪曲創刊号
評判講談全集 全12巻揃 月報5巻分付き 昭和5年 大日本雄辯會講談社 曾我物語 里見八犬伝 源平盛衰記 金色夜叉 加賀騒動 西郷南洲
【5冊セット】東京人「世紀末は落語で笑え!」「落語いいねぇ!」「志ん生 馬生 志ん朝」「落語が、来てる!」「三遊亭円朝」立川談志
激レア・律義さの証明! 八代目林家正蔵(彦六)の直筆手紙と同礼状葉書、年賀状「立春大吉」(昭和48年)正蔵会招待状。計4点セット
【伝統芸能】伊原敏郎「歌舞伎年表 全8巻」昭和48年 函・月報付 岩波書店刊 永禄2年~明治40年/希少書籍/絶版/貴重資料
昭和63年 ビンテージ品 わんや書店 宝生九郎 著 寶生流謡本 全25冊 横16cm 縦23cm 厚み0.3cm KHK505
人気ガーリーブック★洋書【ROOKIE YEAR BOOK】第3号/タヴィ・ジェヴィ ンソン/Tavi Gevinson★Lula/Palm
1円スタート MFゴースト 1~19巻 既刊 全巻セット セットコミック 1スタ 中古品 ★5788
7225円
カートに入れる
橘流寄席文字家元の右近師が、渾身の筆力で表現した『新宿
末廣亭・都家かつ江』の長大額(縦50×横22・5㌢)で、
額中の作品は、縦38×横12・5㌢だが、厳密には縦19×
横12・5を上・下二段につなぎ、その中央にメインの「新宿
末廣亭・都家かつ江/橘右近、左近、右一郎」が上に貼り合わ
せてある。新宿末廣亭と都家かつ江は、縦13・5×横5サイ
ズ千社札となっている。その二つのメインの間に縦13・5×
横1の橘右近、左近、右一郎の名が、ズッシリしたした存在感
をかもし出している。ちなみに、上・下段の橘流寄席文字門下
の達人および御贔屓衆の名前も、橘右近、左近、右一郎と同じ
縦3×横1のサイズに納め、えも言われぬ全体的な凝縮した迫
力を演出してるように、私には見える!
院、仲のぶ・小原、浜すじ・克祐、浜すじ・石銀、浜すじ・魚
の正、浜すじ・椙圭、九段・柏屋、志津子、鎌田・章治、荒川・
安田、諸川鯉二郎、向島・とき、浜すじ・ゑん重、浜すじ・渡
辺、浜すじ・いい田、千住・魚大留、千住・水おち、千住・大
畑、子・かじ源、千笑会・岩崎、千笑会・篠塚、千笑会・小野、
ふ谷・乃本
【中段】都家かつ江・新宿末廣亭/橘右近、左近、右一郎。
【下段】右之吉、右橘、右太治、右龍、右樂、右女次、柳亭小
燕枝、つきじ・上田康、岐阜・深尾学、岐阜・梅田真、播磨・
廣瀬輝、浪花・三原貞、尾張・邦太郎、泉州・辻林孝、浪花・
田中靖、与野・川又昌、桃井・式田和、下落合・高田芳、豊島・
高練、西糀谷・赤井弘、青山・大津維、豊島・杉本照、松戸・
青木雄、松戸・上総屋、松戸・三浦桂、日暮里・豊田明、友鶴・
修二郎
※なお、独特の字体なので、判読ミスから、一部、写しまち
がいあるやも知れぬが、何卒、御容赦のほどお願いしたい!
都家かつ江、本名は利根谷タキは、明治42年(1909)に東
京浅草生まれの三味線漫談家である。都々逸や俗曲など十八番
とし〝女三亀松〟と言われた。栴檀は双葉より芳しく、父は演
芸一座の座長で、幼少から、手踊りや子供手踊りを覚えた劇団
育ちと言ってよい。
18才で清川滝三郎と結婚し、夫婦漫才『都家福丸・香津代』
デビュー。昭和22年(1947)に夫と死別。一人娘に二代目福
丸を襲名させ親子漫才に転換した。同25年、玉川一郎の薦め
で、芸名を都家かつ江と改める。三味線を用いた世相漫談や、
都々逸などが評判になり、数多くの舞台・映画・テレビ・ラジ
オ等に出演した。
ラジオ番組『大沢悠里ののんびりワイド』(TBSラジオ)で
は大沢悠里との名コンビで知られ、看板コーナーお色気大賞で
は初代の相方を務めた。同58年(1983)9月29日、脳軟化
症で他界、享年74歳であった。
翌年の 一周忌には「都家かつ江之碑」(海蔵寺)が建立さ
れた。 碑の下にかつ江愛用の三味線撥(ばち)が納められた。
また、碑の左側面に夫・福丸がかつ江に捧げた句があり、さら
に右側面には森繁久彌による献句が刻まれている。碑の隣には、
かつて上野・鈴本演芸場玄関にあった石灯籠が建てられている。
この石灯籠の最初の所有者で、彼女に御縁があったものだ。本
品も、おそらく、一周忌か三回忌、右近師が没する前の作品か
と思われるが、詳細は本品に名を連ねている方々にお聞きしな
いとわからない。
彼女は、昭和25年以後、女優として活躍した。デビュー作
は『猫と庄造と二人のをんな』で、その後も『月と接吻』『乾
杯 ! 見合結婚』『駅前旅館』『男性飼育法』『珍品堂主人』
『アワモリ君乾杯!』『青べか物語』『喜劇 とんかつ一代』
『台所太平記』『落語野郎 大脱線』『青春太郎』『新・与太
郎戦記』『青い山脈』『陽のあたる坂道』など、20数作の銀
幕を飾った。
映画業界が斜陽化した、昭和40年代からは、評判のテレビ
女優としてお茶の間のブラウン管に登場。『新五捕物帳』のと
よ役は特にハマリ役で、同番組を長寿番組に成長させた。『花
は花よめ』(第1・第2シリーズ)『傷だらけの天使 』『3
年B組金八先生』(第1シリーズ)などドラマでも脚光を浴び
た。
当初は、寄席出身の喜劇女優であったが、その後、数多くの
作品をこなすうちにシリアスな演技をはじめ、あらゆる役をこ
なすようになった。そして、彼女の女優人気により、八代目桂
文楽(1971没)や五代目古今亭志ん生(1973没)後、特に入り
の悪くなった寄席に、再びお客を戻すことに大いに貢献した。
この額の中の寄席文字作品は、縦の長さがあるので、前の所
有者の保管が完璧でなかったので、最上部には小さなキズが相
当数見受けられるが、額装したあとは、ほとんど目立たない。
むしろ、この額装は、個人宅もよろしいが皆に見てもらえるお
店に飾ると、ひときわ目立つ気がする。総勢60近い、関係者
や御贔屓の寸志により制作され、限られた方々に配られたもの
かと拝察している。送料に関しては、梱包するとかなり大きくなり